足に関して悩みを抱えていませんか?
足を専門とする医師と理学療法士があなたの悩みを解決します。

足に関するネットの情報は間違いだらけ!?ちょっとした小話から病気のことまでざっくばらんに配信します。
毎週水曜夜配信予定。コメントを下されば、その内容を積極的にテーマに取り上げます。お気軽にコメントください。

■出演者紹介
岡部 大地(足の総合診療医)
病院で足専門の診療をしています。悪くなる前に予防したいと研究したり、会社を作ったりして奔走しているところです。美脚になれば自然と健康にもなるので、美脚ウォーキングレッスンもやってます。
会社:https://jp-hc.com
レッスン:https://bikyaku.mikara.jp/lesson/

根津 憲継(理学療法士)
FOOTCARELAB/バイニーリハビリセンター
神奈川県横浜市にて、足のお悩み相談・ケアを行っています。
https://www.bini.jp/about/detail03

あしばな16~30回はこちらから / 31回〜はこちらから

①かかとトントン 0:54〜
靴はかかとがしっかりしていることが大事。つま先トントンだと踵と靴の間に隙間が生まれるのでよくありません。

②マジックテープがオススメ 3:43〜
マジックテープで足首に近いところをしっかり止める。ふたパターンあり、一度伸ばしてつけるタイプが良い。こちらの方がしっかり締めれます。

③買い替えは中敷でチェック 6:54〜
そもそも子どもの足の成長は早いです。1ヶ月で1mmぐらいの速度で大きくなってくるので、1年経てば1cm以上大きくなってしまいます。大きい靴はあまり良くないので…0.5cm刻みで変えていただくのが良い(お財布に辛いですが)ですね。
きちんとチェックするためには、中敷を抜いてその上に立ってもらいます。ちょっと余裕があるぐらいが良い。中敷にギリギリだと少し遅い。子どもはきつくても足を入れたままにしてしまいますが、それを放置してしまうので要注意。

半年ぐらいで買い替えしていくのが良い。

【第14回あしばな】子どものセカンドシューズの選び方

①大人と同じ靴選び 0:46〜
かかとがしっかりしているシューズが良いです。
・ハイカットのシューズがオススメ(根津)
かかとをホールドしてくれるので足全体の安定感が高まります。
・裸足もオススメ(岡部)
不整地を歩いたりすると、足裏にいろんな刺激が入るので身体に良いです。

②靴屋さんに行こう 6:16〜
ネットで買うのはよくない。また、足の成長度合いに応じて靴を買い換える必要がある。
足のサイズを測ってくれるところがベスト。

③子どもの足の測り方 7:30〜
測るポイントは足の長さと横幅の2つ。
A4の紙に足を置いて測ります。

【第13回あしばな】赤ちゃんの靴選びのポイントは?

①ファーストシューズは柔らかい 2:13~
最初に買う靴は、靴としての機能は必要ありません。足の保護程度で、靴下に近いイメージ。見た目重視で大丈夫です。

②20歩 歩けたら交換の目安 4:27~
歩けるようになって20歩ぐらい歩けるようになったら靴を変えるタイミングです。

③ハイハイは身体に良い 5:18~
結論、すぐに立たせる必要はない&ハイハイは出来れば経由したい(ただしやらなかったから駄目と思う必要はない)
身体発達の段階があります。寝転び、座り、ハイハイをして、立って歩く。基本的にはこの流れは可能ならば一通りこなしていきたいです。ハイハイは体幹の筋肉を使うので、立った時に体幹も効きやすくなりますよ。ちなみに早く立つ子どもは、外の景色に対して興味津々ということ。心の発達に貢献しているので、無理にハイハイさせようとするのも少し違います。(ハイハイをしない子どもには、それをするための遊びの工夫とかもできます)

でも大変な子育て。自由に育ってもらうことが一番大事かもしれませんね。

【第12回あしばな】靴の履き方3ポイント-ビフォーアフターを試してみてください!

①かかとトントン
つま先をトントンする人が多いですが、かかとをトントンさせる方が良いです。
足は「かかと」が非常に大事、靴は踵部分の硬さが大事です。

②膝を外に 3:15~
内側に入るのは女性に多いですが、膝を内側にすると土踏まずが潰れてしまいます。外側にすると土踏まずが出来ます。

③靴紐は足首をきつく 5:11~
下から強く縛っていく、つま先を上げて縛っていく人が多い。
ですが、きつくし過ぎると足全体が上から抑えられるため、土踏まずが潰れてしまいます。つま先〜甲にかけてはゆったり縛り、足首に近いところをしっかりと結ぶことが大事。

この3ポイントを試してビフォーアフターを比べてみてください。足の感じがすごく変わります

【第11回あしばな】足の小指の痛みの原因は何?内反小趾かも?

①内反小趾かも 1:55~
足の小指の痛み(付け根も含めて)の原因は内反小趾の可能性があります。
内反小趾とは、外反母趾の小指バージョン。小指が内側に入ってしまう状態のことで、指が寝てしまいます。原因として、足のアーチが潰れることで起きることが多いです。

②内反小趾あるある 3:48~
活動的な人に多い傾向で男女差はあまり感じていません(根津)
ここ…あるある内容ほとんど語っていませんでしたm(._.)m

③靴も気になる 6:30~
・靴のサイズ違いによる痛みが出るケースもあります。これはシンプルに自分に合う靴を選んで貰えたらOKです。
・足の歪みから足指の横幅が広がっていた場合、インソールで矯正できると小指にかかる負担が減らせます(靴にぶつかる刺激が減る)
・歩く時に靴のフレックスポイント(靴底の柔らかい場所)に押されて痛いケースがある。自分の足指の曲がるポイントと、靴の曲がるポイントが合っていることが大事です。

【第10回あしばな】足の中指と薬指に電気が走るような痛みって何?モートン病かも?

*痛みが強い場合、症状が続く場合、不安がある場合などがあれば出来るだけ早く病院に行くようにしてください

①原因はモートン病かも 2:14~
モートン病は、足を着いた時・蹴る時に痛みが出ることが多いです。足の神経が腫れているため、それに刺激が入ることで電気が走るような痛みが症状として出てきます。また、痛みが持続するケースの場合は別の症状の可能性が高くなります。

②自分でテストする方法 3:27~
指のところを叩いたり、摘まむと痛みが出ます。
中指と薬指の付け根を触りながらぐっと握る時の痛みである程度判断出来ます。

③自分でできる対処法は靴やインソール 5:47~
モートン病は柔らかい足の人に多いです。
中指と薬指は神経が集まっている場所であるのが痛みの原因の一つ。また、足は二段階構造。その構造の間の位置が3~4番目の指なので、負担がかかりやすくなります。
こういった症状が出る場合、
・かかとがしっかりしている
・硬め
の靴が良く、柔らかい靴はあまり良くないです。

【第9回あしばな】フォアフットは本当にいいのか?

足の前(つま先)から着地するとフォアフット、足の真ん中から着地するとミッドフットといいます。フォアフットで膝を痛めなくなるという意見がありますが、身体構造から考えると効率が悪い。踵から着いて前に荷重をかけていくのが人体構造上の基本です。

①ランニングのフォアフット 3:23~
フォアフットで走る人は、土踏まずはあるけど足の指の間が広がっていることが多いです。また、足底筋膜炎やアキレス腱炎になっている人をよく診ます。前から着地することで足はたわみ、潰れたような足になるので、骨格の緩みに繋がっていきます。
当然カカトから着くほうが良いです。ただし、コンマ数秒の話なので無理して意識する必要はありません。(ただし研究で示されているわけではありませんが…)

②ウォーキングのフォアフット 7:20~
歩く時に前側から着く方が良いという人がいるが、それは間違いです。足裏やアキレス腱の負担も大きくなります。解剖学的に、歩行の効率を考えると踵から着くのが正解です。

余談:
歩く時に「足の指を使う」と言いますが、実は地面を掴むように歩くのはあまり良くない。
地面を掴むことによってブレーキのように制動がかかってしまいます。

【第8回あしばな】足底筋膜炎が治らない理由

①ランナーに多い足底筋膜炎 0:51~
走る度に足裏の筋膜が引き伸ばされるストレスがかかるためにランナーに多いです。また、裸足でよく歩いている主婦さん、妊婦さんにも多いです。

②治らない理由 2:01~
・根本的な理由が解決できていない。
・クッションを使ったりインソールを入れているものの、ちゃんとしたものを使っていない。
・人は歩かないと生活できない。痛めたとしても使う必要があるために、炎症が落ち着いて来ない。

③足底筋膜炎は靴、インソール、リハビリで治す 4:22~
骨格が緩い場合は靴やインソールで治す。かかとを包むような形状、ある程度の硬さが大事で、比較的良い靴はアシックスです。

インソールは土踏まずをあげすぎるのは良くないです。
(履いた時に土踏まずが支えられる感覚が強いものは良くない)
土踏まずが高いと、荷重時のショック吸収の動きを阻害してしまうことがあるので、土踏まずができるのをコントロールするタイプのインソールが良いです。炎症を起こした場所は硬くなってしまうので、その部分は柔らかくしていく必要があります。

【第7回あしばな】かかとの痛みで歩けない?その原因は?

①足底筋膜炎 1:29~
歩き始めが痛い人に多いです(朝一起きたら痛い、座っていて動き出す時に痛いなど)。ピンポイントで痛いポイント(踵の足裏側)があり、足裏の真ん中が痛いケースも多いです。扁平足や、大きな靴を履いている人、ランナーによく起きます。

②踵部痛 3:34~
歩きすぎて痛い。
衝撃が踵に何度も加わることで痛みに変わっているケースです。踵周りの脂肪が硬くなってしまうと衝撃緩衝作用が減ってしまいます。衝撃は踵以外でも吸収していく必要があるものの、膝やその他の部分のクッションが弱いと踵に負荷がかかるケースもあります。

③アキレス腱炎 5:30~
ランナーに多いです。またアキレス腱が硬い人にも多く、伸ばされるストレスが繰り返されることも。

④痛風 8:15~
突然風が吹いたような痛み。
これは激痛だからすぐわかります。病院へ!

【第6回あしばな】扁平足の正しい対処法

*完全に治るとは言えませんが、良くなるケースはたくさんあります。扁平足を治したい方は是非試してみてください。

①意外と多い隠れ扁平足 0:41~
自分で気づいていない扁平足の人は多い。
荷重をかけていない場合は綺麗な足をしていても、立った時に扁平足になってしまうケースもある。
そしてこれは自分では確認できません。

②足が疲れやすい人は要注意 3:17~
扁平足の症状は疲れやすい。特に足の裏やふくらはぎ。
長時間立ってて、立ったいられなくなるぐらいの疲れを感じる人は、自分の足を要チェックです。

③雑巾絞りでチェック 4:40~
足を絞って、その後に歩き方をチェックする。
このビフォーアフターで扁平足をチェックです。

【第5回あしばな】扁平足ほっといてないですか?足が疲れやすい人は要注意!

①意外と多い隠れ扁平足 0:41~
自分で気づいていない扁平足の人は多い。
荷重をかけていない場合は綺麗な足をしていても、立った時に扁平足になってしまうケースもあります。そしてこれは自分では確認できません。

②足が疲れやすい人は要注意 3:17~
扁平足の症状は疲れやすい。特に足の裏やふくらはぎ。
長時間立ってて、立ったいられなくなるぐらいの疲れを感じる人は、自分の足を要チェックです。

③雑巾絞りでチェック 4:40~
足を絞って、その後に歩き方をチェックする。
このビフォーアフターで扁平足をチェックです。

【第4回あしばな】外反母趾の人は要チェック!正しい靴の選び方

①よくある靴の選び方 0:46〜
大きい靴を履いている人が多いがこれは間違いです。
この場合、靴としての機能を果たしておらず、人によっては指に変な力が入ってしまうこともあります。ゆとりがあると、足の指が広がっていきやすくもなります。
また、履いた感じで選ぶ人が多いですが、それだけで選ぶのも良くないです。自分の足を計ることが大事。それに合わせて靴を選びましょう。サイズ感として、足の付け根の部分は靴に当たっているのが良いです(横アーチが出来ることが大事)。

②「かかと」が重要 4:09〜
骨格の崩れを防ぐ必要があります。そのためにはかかと部分が大事です。
しっかりとかかとを包むことが大事ですが、そのためには硬さが必要です。
ヒールカウンターと呼ばれる部分の硬さです。靴で一番大事なのは「かかと」と言う方もたくさんいます。ということで、靴のかかとは踏まないようにしましょう。

③靴の「硬さ」をチェック 6:41〜
硬い靴を履くと、土踏まず(足全体の構造も)が保たれる傾向にあります。
硬さはねじれを確認してください(動画ぐらい動くと良い)。ただし、硬い靴の場合自分に合ってないと良くないです。
基本的に靴底はフレックスポイントで曲がる方が良いですが、親指の付け根に痛みが出るケースもあるので一応気をつけてください。

豆知識:外反母趾の人は外ばね式の革靴が良いです。

【第3回あしばな】パンプスを履くと外反母趾になる?

①パンプスと外反母趾の関係 0:58〜
パンプスを履くと外反母趾になる可能性はある。ただ大事なのは、自分に合うパンプスを履いているかどうかです。もちろん、仕事柄ずっとパンプスを履き続ける人は外反母趾になりやすくなります。
ただ絶対ではありません。自分に合うパンプスを履くことと、足のアーチを潰さないことを大事にしたいですね。

②パンプス選びの基本 3:30〜 
選び方はパンプスの前と後ろの二つのポイントがあります。
【パンプスの選び方:前】
人の足のタイプは人によって違い、指の長さが変わってきます。
・親指が長い人
・人差し指が長い人
・四角っぽい人
親指が長い人が、人差し指が長い人用のパンプスを履くと外反母趾に繋がりやすくなります。足のタイプが四角っぽい人は、丸いものが良いですね。
自分の足にあったものを選ぶことが大事です(ただしここは可愛いさとのバランスも大事。自分の足に合ったものを基本に、ちょっと頑張るのも許しながら…バランスをみてくださいね)

【パンプスの選び方:後ろ】
かかと周りの硬い部分(カウンターと言います)がヒールの後ろから三分の一まであるほうが良いです。これはかかとの転がりを止めてくれるからです。かかとが横に転がると、足のアーチが潰れたりするので外反母趾に繋がりますし、捻挫もしやすいです。また、かかと部分は丸みがあるものを選ぶのも大事。フラットな形だと、かかとがパカパカしやすくなります。
さらにもう一つ。インソールを入れるとパカパカするケースもああります。実際に入れて試していただくのが大事ですよ。

③パンプスの正しい歩き方 9:09〜
内股で歩くと前に体重をかける際に足首を捻ってしまいます。
また、膝を曲げながら歩くと疲れやすくなり、見栄えも悪くなってしまいます。

【第2回あしばな】外反母趾の正しい治療法!靴やグッズを買っても治らない!?

①靴やグッズについて 0:36~
基本的にグッズは間違いが多いです。外反母趾の治療では、アーチを作ることが大事ですが、靴でアーチを作りきるのは難しいため靴だけで外反母趾を治すのは難しいです。

②外反母趾の正しい治療法〜インソール〜 3:15~
そもそもインソールには二つのタイプがあって、
・ブカブカでそれを埋めるインソール
・足の骨格の崩れを正していくインソール
です。骨格の崩れを正していくものが良いですね。
インソールでは、土踏まずが下がっていたら盛ろうとする方が多いです。でも、これをやってしまうと…立った状態だと整うかも知れないが、歩いたり動く時に邪魔になってしまいます。歩く時には、土踏まずがたわんで衝撃緩衝するものの、この部分がインソールによって盛られていると、その衝撃緩衝ができなくなります。

③外反母趾の正しい治療法〜歩き方〜 9:34~
かかとのつき方に注意です。内側から着くとアーチが潰れる形になります。重心のかけ方にも注意しておくと良くて、意識的にはかかとの真ん中からついて親指に流れていく感じが大事です(ただし実際の荷重はかかと、小指、内側に抜けていきます。ちょっと難しいかも知れませんが…) 

【第1回あしばな】外反母趾ってなんでなるの?原因解明!

外反母趾の一番大きな原因は「足のアーチの崩れ」
①外反母趾のよくある勘違い 0:46~
靴が合ってないので外反母趾になるが一番の原因、大きい靴を履いているのが一番の原因、ハイヒールが一番の原因。
↑これらが勘違いです。

②外反母趾の本当の原因 2:23~
アーチの崩れ、遺伝、靴のフィッティング、外傷もあります。

③足のアーチが重要 4:50~
アーチが崩れると、足の裏側の指を曲げる筋肉が引っ張られる。この筋肉は斜めについているものもあり、それによって親指が曲がっていってしまう。

【第0回あしばな】ー自己紹介編

自己紹介編です。

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