足に関して悩みを抱えていませんか?
足を専門とする医師と理学療法士があなたの悩みを解決します。
足に関するネットの情報は間違いだらけ!?ちょっとした小話から病気のことまでざっくばらんに配信します。
毎週水曜夜配信予定。コメントを下されば、その内容を積極的にテーマに取り上げます。お気軽にコメントください。
■出演者紹介
岡部 大地(足の総合診療医)
病院で足専門の診療をしています。悪くなる前に予防したいと研究したり、会社を作ったりして奔走しているところです。美脚になれば自然と健康にもなるので、美脚ウォーキングレッスンもやってます。
会社:https://jp-hc.com
レッスン:https://bikyaku.mikara.jp/lesson/
根津 憲継(理学療法士)
FOOTCARELAB/バイニーリハビリセンター
神奈川県横浜市にて、足のお悩み相談・ケアを行っています。
https://www.bini.jp/about/detail03
①股関節を伸ばす 1:26~
足を一歩出した時に、足の付け根が伸びるようにして歩きます(動画で実演)。
②骨盤を少しねじる 2:56~
体重を乗せた時にねじりを加えることで股関節が伸びてくれます。モデルさんみたいに見えますよ!
③つま先を外に 4:33~
無自覚で内股になっている女性は多いです。足を一歩出した時に真っ直ぐではなくて、やや外側に向けるのが正しい歩き方ですよ。
角度としては両足のつま先の間に指4本入るぐらいつま先が広がっていると良いです。これをするとお尻の力が入りやすくなります。内股だとお尻の力が入りにくいので、ピーマン尻(垂れたお尻)に繋がってしまいますよ。
あとはインソールや靴など、意識しなくても変えることができるアイテムを使うのもオススメです。
早死に…までいくとちょっと極端かもしれませんが、「歩くのが遅いと認知症になりやすい」「死亡率が高い」といった論文は出ています。今回の動画は若い人というよりも少し歳を重ねた方向け。 歩く速度が遅くなりすぎるのは避けていきたいですね。
①足が崩れていると遅くなる 2:16~
扁平足の人は骨の配列が崩れてしまいます。そのために地面を蹴りだす時のエネルギー効率が悪くなってしまいます。
②背骨と股関節が硬いと遅くなる 4:07~
背骨の柔軟性が下がると、歩幅が狭くなってしまいます。また、股関節の硬さも影響があります。
③歩き方にも気をつけて 6:29~
普段の姿勢や歩き方が悪いせいで身体が硬くなったりします。歩く時の姿勢や、普段の身体の動かし方を大事にしてください。
また、今回はあまり話せていませんでしたが、当然筋力も大事です。下肢と体幹の筋力を鍛えることで歩く速度を上げることは可能ですよ。
*結論として、股関節の痛みの原因は股関節がメインのことが多いです。ただし、足から治せることもあります(身体の歪みは連鎖していく/足から股関節の痛みにつながることもあるということ)
①股関節の痛みの原因 1:43~
股関節の痛みの原因は股関節にあります。よく困るのは変形性股関節症といわれるもの。
これは
一次性:原因がよくわからないもの
二次性:原因がわかるもの
と分けられることが多いです。ただ、頭に入れておきたいのは、「慢性的に何かが悪いと起きる」ということ。慢性的に関節の位置や使い方が悪いと変形してしまいます。
②グラグラ股関節がよくない
ぐらつきやすい=安定性が悪い、です。
このぐらつきを制動するものの一つに腸脛靭帯というものがあります。これを効かしたいのですが、靭帯なので意識的に働かすのは難しい(大腿筋膜張筋という筋肉を働かせれば良いという意見もありますが、これはこれで別の問題を起こす可能性もあります)。意識的に動かすのは難しいのですが、インナーマッスルを効かすことで関節的に効果を上げることができます。(お腹の筋膜が張る→お腹の筋膜が腸脛靭帯に繋がっている)
これに関連して、論文でも、猫背や腰の柔軟性が悪いと変形性股関節症が悪化しやすいといわれています。
③インソールの効果
足の関節が緩いと、当然足自体がぐらついてきます。このぐらつきは膝や股関節のぐらつきに繋がっていくので、しっかりした足の骨格を維持するためにインソールを使うと良いですよ。これで股関節の痛みが減るケースもあります。
(繰り返しますが、股関節の痛みの原因は股関節。それを関節的にアプローチできるという感覚で捉えてください)
①普段が大事 1:39~
マラソンでもトライアスロンでもウィンタースポーツでも登山でも、競技のパフォーマンスアップでインソールを作りたいとカラダのケアに来られる方が多いです。
スポーツするときはいい靴でも、普段の靴は適当だと良くない。
スポーツ以外の時からカラダのケアの意識を持っておく必要があります。結局障害は「負担の量×負担の質」で起こります。
②靴の履き方が悪い 4:50~
靴の履き方、選び方。どうやって競技のシューズを選んでいるのか。サイズ感が「履いた感じ」になっている人が多いです。
自分の足の特徴を調べて靴を選ぶのがベストです。
(やってしまいがちだけど)
大事な履き方ポイントは、足首の靴紐をしっかり締めること。
靴紐は平紐が良いですよ。
③デザイン、流行で靴を選ばない 8:12~
可愛い、かっこいいだけで選ばない。「みんなこの靴になっている」状態には気をつけましょう!
カカトが硬い靴、靴自体がねじれないように。横幅のフィット感も大事、試し履きをきちんと行うようにするのがベターです。